より目薬の効果を得るための目薬のさし方をご紹介いたします。
- 手を石けんと流水でよく洗いましょう。
- 下まぶたをかるく下に引き、容器の先がまぶたの縁やまつげに触れないよう点眼しましょう。
- 目からあふれた点眼液は清潔なティッシュペーパー等でふきとりましょう。
- 点眼後は静かにまぶたを閉じ、そっと目がしらを押さえ、しばらくまばたきをしないで下さい。
お子様の目薬のさし方
お子様は点眼を嫌がり動いてしまう事があると思います。
そんな場合には、保護者の方がお子様の身体を上手く固定してあげましょう。
- お子様を仰向けに寝かせて、向かい合うようにしてお腹の上に軽くまたがり、両足(太股)で頭部をはさんでまで固定して目薬をさしてください。
- 脚を伸ばしてすわり、股の間に頭が来るように、お子様を仰向けに寝かせます。Tの字にのばしたお子様の腕を伸ばした脚で固定します。額を軽く押さえて目薬をさしてください。
点眼を嫌がるお子様は、点眼時に目をつぶってしまいますので、寝ている間に目薬をさしてしまうのも一つの方法です。
涙で目薬が流されてしまいますので、お子様が泣いている最中は目薬の使用はさけてください。また、目薬をさす間、お子様が動いてしまうと容器の先で目を傷つけてしまう危険がありますので、気をつけましょう。
目薬の使用上の注意
- 他人の目薬や古くなったものを使用しないようにしましょう。
- 決められた目薬の滴数と回数を守りましょう。
- 2種類以上の目薬を使用する場合、5分以上間隔をあけて点眼しましょう。